暖簾について知りたいこと

長暖簾のサイズと特徴

暖簾の大きさ別の役割の違い


のれんの製作を考える

暖簾は長暖簾のほか、半暖簾、日除け暖簾、
水引暖簾というものがあります。


平安時代にはもう使われていたようですが、
店名など、メッセージが入るようになったのは
鎌倉時代からと言われています。


色も、商いによってある程度決まった色がありましたが、
それも次第に、自由になってきています。


ただ、藍色が防虫効果が高いために呉服商や、酒造り業に
使われていたというのは納得がいくところです。


形は皆、上からつりさげるタイプですが、関東では吊るときに
使う棒は見せる傾向にあり、関西では見せない傾向にあります。


それぞれの布の長さは様々でも、同じ形の布を数枚つなげて使います。

奇数
数は奇数枚が縁起が良いとされています。
しかし、大きな1枚ものを上下で留めて使うやり方もあり、それは
広告宣伝の道具として使われている場合がほとんどです。


長暖簾は160センチほどの長さであるために、間仕切りとして使うと
風は通るのに部屋の独立感が上がり、おちついた雰囲気となります。

長のれん
また、材質の特徴は、しわになりにくいものがどんどん開発され、
その上、張りもある、良いものが出来ています。


天然素材から合成素材まで!生地の様々な種類


普段、衣服に使われている生地には多くの種類が有ります。
それぞれ異なった特徴がありますが、どういう違いが有るのか気になる方もいるでしょう。



人によっては生地で洋服を決めている事もあります。
使用されている繊維はいくつか有りますが、その中でもポピュラーなのは綿とポリエステルです。


他にも麻も使用する物が多いです。
個別の違いを挙げていくと、綿は肌触りが良くてアイロンにも強いです。
静電気も起きづらく頑丈です。

難点は簡単に燃えてしまうことと、洗うとシワになりやすい事です。



ポリエステルは静電気が起こりやすいですが、洗濯にも強く
形が崩れにくいので、アイロンが不要です。

綺麗な光沢感もありますのでデザインとしても映えます。


麻は他のと比べて最もシワになり易いです。
漂白剤に弱いので水洗いまたはドライクリーニングが良いでしょう。
汚れが容易に落ちる素材ですが、汗が落ちづらいです。



縮む事が有るので洗濯には注意が必要です。
優れた所は放熱性が高く涼しい事で、放湿性も高いです。


繊維はそれぞれメリットとデメリットがあります。
用途に合う物を選ぶと良いでしょう。


のれんの染色方法


染め方は、裏面までしっかり染まっている染め抜きのものと
片面だけを染めているものがあり、片面だけのほうが安くなります。


片面のものはうらは真っ白です。必要に応じて使い分けると良いでしょう。
ホームセンターなどでたくさんの種類のものが用意されていますが、
オリジナルなものを注文で作ることもできますので、希望する方は
調べてみるといいですね。

 

 

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