暖簾について知りたいこと

のれんの形や特徴

のれんの製作を考える

水引暖簾

「水引暖簾」は通常のタイプとは異なり
形状やサイズが違うので一目見れば分かります。


布の丈はわずか40cm、約1m30cmの通常のタイプと
比較するととても短いです。

水引のれん
そんな短い布が切り込まれた状態で、軒先に横に
幅広く掛けられていれば人目を引きます。



短い布の丈と幅広い横の長さ、この2つが「水引暖簾」にしかない特徴です。


そもそも「水引」とは、祝儀や不祝儀など礼を重んじなければならない場に贈る
贈答品や封筒などに用いられる飾り紐を指しています。


それと同様に水引暖簾もまたインテリアとして用いられている事が多いです。


もちろん店内のスペースを仕切る役割もありますが、店内の装飾と
和の雰囲気を演出するために設置される事が一般と言えます。


前者はともかく、後者はあまり見られない特徴です。
通常のタイプでは長さや設置場所などを配慮すると装飾は困難ですが、
変わった形の暖簾がそれを可能にしているのは、ひとえに空間の邪魔にならない
丈の短さのおかげと言えます。


しかも生地の色やデザインを少し変えれば手軽に雰囲気や室内の
印象を変えられるメリットがあるため、装飾品として好評です。


こうした装飾の意味合いが強い暖簾であるため、屋外や屋内を問わず
様々な店舗で使用されています。

温泉施設用
温泉や銭湯、飲食店などのカウンターや厨房と客席との仕切り、
店の目印など通常のタイプとほぼ同じ用途がありますが、看板としては
1つだけ通常のタイプと違う点があいます。


それは夜間でも掛けられるという点です。
つまり設置したら外さなくても良いというわけです。
ちょっとした雰囲気を出したい時にお勧めです。

 

平安時代から受け継がれる技術「水引」の歴史と意味

 

水引は、室町幕府第三代将軍足利義満が博多商人肥富の対明貿易にならって1401年遣明使を
派遣した事で始まる勘合貿易に起源があるとされ、勘合貿易の明側の輸出品全てに紅白の縄が
使用されていました。

 

しかし、当時の日本人は明では贈答品に紅白の縄をかける慣習があると誤認識してしまうだけで無く、
朝廷への献上品には紅白の麻縄が掛けられていた事から次第にこの慣習が広まったとされています。

 

水引は、当初紅白の麻縄でしたが、室町時代後期には紙を細く裂いて撚り合せた紙縒りに糊水を
引いた物が使用されるようになるだけで無く、金銀に染め上げられた紙糸も使用されるように
なりました。

 

宮廷への献上品の紅白の麻縄は、平安時代の遣隋使の小野妹子が隋から持ち帰った品々悉くに
紅白の麻縄が結ばれていた事が起源であり、室町時代の勘合貿易を経て現在の水引の慣習に
なったとされています。

 

また、隋から日本に贈られた献上品に結ばれていた紅白の麻縄は、魔除けとして縄に塗った
黒色毒が荷解きをする際に赤く変色した事に由来して紅白の麻縄が結ばれるようになったのが
由来です。

 

水引は、水にも強い飯田台帳紙を使用した文七元結で知られる飯田水引が約70%のシェアを
占めており、相撲取りの大銀杏に飯田元結が使用されています。

 

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